
先月末、ASUメンバーで小山市の間々田に新しくできた、保育所の見学会に参加してきました。
二つの保育所を統廃合して新しく建てたとのことで、設計は「シオダ+DOG設計共同体」さん。
重要無形民俗文化財の「間々田のじゃがまいた」という蛇に見立てた、半円と長い直線でできた平面が特徴的な保育所です。

入って先ず目に入るのは、木に覆われた広々空間。
ランチルームやプレイルームが廊下を兼ねていて、全体が広い縁側のような一つながりの空間になっています。
廊下といっても幅が5mほどあるので、子どもたちが走る、遊ぶなど、わくわくする開放的な場所になっていました。

その縁側に隣接して保育室があります。
内装にも木材を多用されていました。ヒノキの合板「桧粋」を使われているそうです。
木造で耐火をクリアするのには、さまざま苦労があったようで、また、半円部分の施工は難易度も高く大変だったと思います。

遊戯室も含め、全ての部屋が中庭につながっているのも細長い形状ならでは。どこにいても人の動きがわかるのは、管理する先生たちにとっても安心ですね。
屋根は二段に分かれていて、ハイサイドの窓から光と風が入ってきます。
見学会用に設計内容をまとめた小冊子もいただけて、この建築に掛けた熱量が伝わってきました。
そういえば、私が社会人になって初めて設計を担当したのが佐倉市のこども園でした。
また機会があれば設計してみたいところです。
帰りに一品香でラーメンと餃子を食べ、大満足で帰路につきました。
いろいろと勉強になった一日でした。
書いたひと
宇賀神 亮