私が学生の頃から勝手に尊敬している、堀部安嗣さんの作品集『堀部安嗣作品集Ⅲ』が出ました!
今回もまた、良い!
住宅は相変わらずのクオリティで、今回は最後に、さぬき市の公共施設「時の納屋」が収録されていました。
意外ですが、自身初の公共建築となるそうです。
住宅のスケール感とはまた違う、けれどやはり心地いい空間は共通していて、瀬戸内海が一望できる気持ちいい休憩所。
解説文によると、建築が主人公ではなく脇役であり、あくまでも景観、自然が主役なのだと。
謙虚に建てられた建築は、風景にすんなりと馴染んでいるように見えます。
いつか必ず、訪ねてみたいと思います。
また、この「時の納屋」のトークイベントが3月7日に開催されるようなので、気になる方はそちらも是非。
書いたひと

宇賀神 亮