麻布台ヒルズ ギャラリーで開催中の「ポケモン×工芸展」に行ってきました。
人間国宝から若手まで20名のアーティストが、それぞれの解釈と技能を駆使した作品群は、「圧巻」の一言でした。
七宝や陶器、染め物、表現方法は様々で、とにかく、細部まですごい緻密さでつくられていました。
にもかかわらず、ポケモンの可愛さもあり、親しみやすい作品が多かったです。
流行りのAIもいいですが、人間の感覚の部分をもっと信じてもいいのだと、改めて思いました。
超絶技巧は明治期をピークに、既に失われてしまった技術もあり、需要と金銭面で難しいところもあると思うので、こういった一般層向けの企画はとても有意義だと思いました。
ポケモンは赤と緑しか知らない私ですが、十二分に楽しめました。
展覧会は、麻布台ヒルズで2025年2月2日までの会期で、その後、全国に巡回していくようです。
書いたひと

宇賀神 亮